FT1Dレビュー第一弾! まずは3本!
FT1Dレビュー3本届きましたので、ご紹介してゆきます!
◆その1
早速、手持ちのVX8Gと比較をしてみました。(画像①~④)
VX8G(VX-8Dも同じ)と同じバッテリーを使用出来ることからほぼ同サイズです。
デザインも似たような感じで、GPS部も同じサイズ?に見えます。




接続端子ですが
上からマイク端子(MH34B4B)
外部電源端子(E-DC-5B.E-DC-6)
USB端子(カメラ付マイク、データ入出力用)
となっています。
一番下がマイクロSDカード用スロットです。(画像・接続端子)

キーボードのアップ画像では左列に赤いボタンが3つ並んでいます。
Dx…デジタルモードとアナログFMモードを切り替えるボタン
GM…グループモニター機能(デジタルモード)
ENT…各種設定時に確定ボタンとして使うエンターキーです。(画像・キーボード)

まず、電源を入れた時の初期画面です。(画像・初期画面)

「エンターコールサイン」 コールサインを入力しろと表示されます。
ここで入力すると、デジタルモードで運用する際には常にデータとして電波に乗ります。
受信した相手のFT1Dの画面上に相手局のコールサインが表示されます。
(ちなみに、コールサインではなくニックネームやイニシャルを入れるとそれがデータとして相手へ飛びますが…)
10文字まで入力が可能ですのでAPRS風にSSIDを真似て入れてみるのもいいかもしれませんね。
入力し終わったら、エンターキーで確定します。(画像・コールサイン入力)

入力が終わると周波数表示に切り替わります。
①アマチュアバンド・アナログモードの2波同時
②Aバンドを2mのデジタル・フルレートモード(モード表示VW)、Bバンドを433のアナログFM
③エアーバンドの2波同時受信
④AFデュアル機能を使って、FMラジオと2波同時表示
など試してみました。このあたりはVX-8D譲りです。
FMラジオは感度もまあまあで、音質もいいなといった感じです。(画像・2波同時画面①~③・AFデュアル)




最も気になるGPS感度を、まずは試したかったので見てみました。
ケンウッドのTH-D72のように、GPSを測位開始するまでの経緯が見れる画面が追加されました。(画像・GPS測位画面①)

補足したGPSが1個ずつニョキニョキとバーグラフで表示されてきます。(画像・GPS測位画面②)

測位を開始した画面です。VX-8D、VX-8Gで見慣れた画面です。(画像・GPS測位画面③)

個人的感想ですが、今まで使ってきたVX-8D,VX-8Gと比べてコールドスタート、2回目以降のスタートともに一番早い!と思います。
また、測位後にあえて室内へ移動し受信環境を悪くしたときも「ねばり?」があり、プッツリ切れることもありませんでした。
(これは各々の環境で差があるかと思いますが・・)
今後、車での移動やトンネルの出入りなどで試してみたいと思いますがこれは期待できそうです。
GPSバックトラック機能(簡易ナビ)は利用価値がありそうです。
これは簡単にいえばGPSの座標メモリーです。 (GPSバックトラック機能)

例えば、登山時に入山地点をメモリーしておいて山に入れば
もし途中で迷子になったとしても、
とりあえず入山した方向と、そこまでの距離が判るという電子コンパスのようなもの。
いろいろ用途がありそうです。
まだまだ試したい機能たくさんですが、今回はとりあえずここまでです。
特にシンプレックスでのデジタルモードの実力を試したいと思います。
FT1Dのデジタルは帯域がナローではなくあえてワイド?なのでフルレートモードの音質の部分(肉声にどれだけ近くクリアか?)と、ハーフレートモードでのエラー訂正能力(音バケにどれだけ強いか?)を試したいと思ってます。
◆その2
VX-8に比べると本体の受信感度、GPSの測位の速さに関しても改善されています。
プリセットのメモリも非常に便利です。電源ボタンが左側面にあるので、片手で起動できて便利です。
使い勝手の悪い点は、GPSの状態を見るのに、ボタンを3回も押す必要があることです。
VX-8の場合にはMENUボタンのプッシュだけでしたので、面倒です。
カメラ付きのマイクも便利そうなのですが、端子が大きすぎて、右の側面から大きくはみ出てしまいます。
これは実際に携帯する場面になると、端子の故障ひいては本体の破損につながるような気がします。
マイクの次期バージョンでは是非とも端子を特注して出っ張りの少ない物にしてください。
受信音、送信音は明瞭です。
電池の持ちはVX-8と同様かと思われます。
DATA端子に接続するシリアルケーブル(何とPC側はD-SUB!!)が同梱されているのはいいのですが、USB端子に直接接続できるものにしてほしかったと思います。
メモリ管理のソフトを是非ともメーカーから無償で提供していただきたいと思います。
◆その3
予約して2台購入しました。
まずは、デジタル音声チェックしました。
うーん、さすがです。
デジタル音声はさすがに綺麗です。
別に、これまで、普通にアナログのFM使っていた時には、これが普通だと思っていましたが、デジタルモードの声を聞いたら、「あー、声だわ!」と思います。www
声の表情が分かると言いましょうか。
息づかいや感情まで伝わってくるような感じです。
なるほど、確かにこれは凄い。
他にも、簡デジ機も幾つか使っていますが、それよりも、ワンランク、音が幅広い感じ。
機会があれば、是非聞いてみて下さい。
他に、FMラジオなども聞いてみましたが、FMラジオの感度も上がっているかな。
アナログのFMでの交信も、スピーカーもよいものが使ってあるようで、同八重洲のハンディ機よりも、一回り聞きやすいように感じました。
音周りは、かなり充実している印象です。
ハーフレートは若干、音量が小さくなるような気がしました。
オートで、4モード(?)切り替えられるのは非常に便利です。
以上、音関係のレビューでした。
今度の休みは、GPSで遊んでこようと思っています。
やはり、GPS内蔵はいいですね。
ちなみに、見た目、VX-8Gと全く同じボディでしょうか?
こんなもんでよければ、また、使用レポート書きます。
FT1Dページはこちら
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◆その1
早速、手持ちのVX8Gと比較をしてみました。(画像①~④)
VX8G(VX-8Dも同じ)と同じバッテリーを使用出来ることからほぼ同サイズです。
デザインも似たような感じで、GPS部も同じサイズ?に見えます。




接続端子ですが
上からマイク端子(MH34B4B)
外部電源端子(E-DC-5B.E-DC-6)
USB端子(カメラ付マイク、データ入出力用)
となっています。
一番下がマイクロSDカード用スロットです。(画像・接続端子)

キーボードのアップ画像では左列に赤いボタンが3つ並んでいます。
Dx…デジタルモードとアナログFMモードを切り替えるボタン
GM…グループモニター機能(デジタルモード)
ENT…各種設定時に確定ボタンとして使うエンターキーです。(画像・キーボード)

まず、電源を入れた時の初期画面です。(画像・初期画面)

「エンターコールサイン」 コールサインを入力しろと表示されます。
ここで入力すると、デジタルモードで運用する際には常にデータとして電波に乗ります。
受信した相手のFT1Dの画面上に相手局のコールサインが表示されます。
(ちなみに、コールサインではなくニックネームやイニシャルを入れるとそれがデータとして相手へ飛びますが…)
10文字まで入力が可能ですのでAPRS風にSSIDを真似て入れてみるのもいいかもしれませんね。
入力し終わったら、エンターキーで確定します。(画像・コールサイン入力)

入力が終わると周波数表示に切り替わります。
①アマチュアバンド・アナログモードの2波同時
②Aバンドを2mのデジタル・フルレートモード(モード表示VW)、Bバンドを433のアナログFM
③エアーバンドの2波同時受信
④AFデュアル機能を使って、FMラジオと2波同時表示
など試してみました。このあたりはVX-8D譲りです。
FMラジオは感度もまあまあで、音質もいいなといった感じです。(画像・2波同時画面①~③・AFデュアル)




最も気になるGPS感度を、まずは試したかったので見てみました。
ケンウッドのTH-D72のように、GPSを測位開始するまでの経緯が見れる画面が追加されました。(画像・GPS測位画面①)

補足したGPSが1個ずつニョキニョキとバーグラフで表示されてきます。(画像・GPS測位画面②)

測位を開始した画面です。VX-8D、VX-8Gで見慣れた画面です。(画像・GPS測位画面③)

個人的感想ですが、今まで使ってきたVX-8D,VX-8Gと比べてコールドスタート、2回目以降のスタートともに一番早い!と思います。
また、測位後にあえて室内へ移動し受信環境を悪くしたときも「ねばり?」があり、プッツリ切れることもありませんでした。
(これは各々の環境で差があるかと思いますが・・)
今後、車での移動やトンネルの出入りなどで試してみたいと思いますがこれは期待できそうです。
GPSバックトラック機能(簡易ナビ)は利用価値がありそうです。
これは簡単にいえばGPSの座標メモリーです。 (GPSバックトラック機能)

例えば、登山時に入山地点をメモリーしておいて山に入れば
もし途中で迷子になったとしても、
とりあえず入山した方向と、そこまでの距離が判るという電子コンパスのようなもの。
いろいろ用途がありそうです。
まだまだ試したい機能たくさんですが、今回はとりあえずここまでです。
特にシンプレックスでのデジタルモードの実力を試したいと思います。
FT1Dのデジタルは帯域がナローではなくあえてワイド?なのでフルレートモードの音質の部分(肉声にどれだけ近くクリアか?)と、ハーフレートモードでのエラー訂正能力(音バケにどれだけ強いか?)を試したいと思ってます。
◆その2
VX-8に比べると本体の受信感度、GPSの測位の速さに関しても改善されています。
プリセットのメモリも非常に便利です。電源ボタンが左側面にあるので、片手で起動できて便利です。
使い勝手の悪い点は、GPSの状態を見るのに、ボタンを3回も押す必要があることです。
VX-8の場合にはMENUボタンのプッシュだけでしたので、面倒です。
カメラ付きのマイクも便利そうなのですが、端子が大きすぎて、右の側面から大きくはみ出てしまいます。
これは実際に携帯する場面になると、端子の故障ひいては本体の破損につながるような気がします。
マイクの次期バージョンでは是非とも端子を特注して出っ張りの少ない物にしてください。
受信音、送信音は明瞭です。
電池の持ちはVX-8と同様かと思われます。
DATA端子に接続するシリアルケーブル(何とPC側はD-SUB!!)が同梱されているのはいいのですが、USB端子に直接接続できるものにしてほしかったと思います。
メモリ管理のソフトを是非ともメーカーから無償で提供していただきたいと思います。
◆その3
予約して2台購入しました。
まずは、デジタル音声チェックしました。
うーん、さすがです。
デジタル音声はさすがに綺麗です。
別に、これまで、普通にアナログのFM使っていた時には、これが普通だと思っていましたが、デジタルモードの声を聞いたら、「あー、声だわ!」と思います。www
声の表情が分かると言いましょうか。
息づかいや感情まで伝わってくるような感じです。
なるほど、確かにこれは凄い。
他にも、簡デジ機も幾つか使っていますが、それよりも、ワンランク、音が幅広い感じ。
機会があれば、是非聞いてみて下さい。
他に、FMラジオなども聞いてみましたが、FMラジオの感度も上がっているかな。
アナログのFMでの交信も、スピーカーもよいものが使ってあるようで、同八重洲のハンディ機よりも、一回り聞きやすいように感じました。
音周りは、かなり充実している印象です。
ハーフレートは若干、音量が小さくなるような気がしました。
オートで、4モード(?)切り替えられるのは非常に便利です。
以上、音関係のレビューでした。
今度の休みは、GPSで遊んでこようと思っています。
やはり、GPS内蔵はいいですね。
ちなみに、見た目、VX-8Gと全く同じボディでしょうか?
こんなもんでよければ、また、使用レポート書きます。
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