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FTDX3000!徹底解説! 『YAESUフェスタ in名古屋にて』

写本 -2012-10-18 09.30.49
FTDX3000!徹底解説! 『YAESUフェスタ in名古屋にて』


FTDX3000の性能について、今回は、ありとあらゆる角度から、その秘密に迫ってみました!
はっきり言って、かなり深くて充実しています! 自信作です! 量も多いですが……。
初心者の方からOMさんまで、ご満足いただける内容だと思います!
YAESUフェスタに行けなかった方も、会場でスタッフから説明を聞いているつもりでどうぞ!


会場でYAESUスタッフに伺ったFTDX3000の技術的な話を中心に、再現してみました。
※技術的な部分は分かりやすく言い直しております。


YAESUスタッフ → 今日は宜しくお願いします。
小島 → どうぞ宜しくお願いします。


【FTDX5000の話から】
YAESUスタッフ →(展示機を前に)まずは、FTDX5000の評価からですが、これは、とにかく発売当初から現在まで、 ご購入頂いたお客様からの評価が高いのと、海外の著名なDX'erからの評価も非常に高いです。
とにかく、性能について悪い評判というのが、あまり聞かれない機種ですね。


小島 → なるほど。


【FTDX3000とFTDX5000の話】
YAESUスタッフ → はい、今回登場のFTDX3000の話ですが、まずは、FTDX5000のメインの受信構成をごっそりもってきたイメージをして頂くと分かりやすいです。
FTDX3000の持ち味が生かせるように、5000の最も得意とする部分を引き継いでます。
FTDX9000、FTDX5000の系統を受け継いだモデルと言えますね。

お客様には、予算的な部分ですぐにはFTDX5000に手が出ない、でも5000の受信性能は魅力だ!使って見たい!という方はFTDX3000は最適なモデルではないでしょうか。

CWやRTTY、PSKなどの付加機能を考慮した場合、初心者の方から、上級者の方まで、お勧めできるモデルです。
また、受信の感触がFTDX5000に非常に似ていますので、FTDX5000のオーナーの方にも違和感なくご使用頂けると思います。


小島 → FT-2000との違いはいかがでしょうか?


YAESUスタッフ → FT-2000との比較ですが、例えば、電源内蔵か否か、2波同時受信の有無など、機能に違いはありますが、グレード的には、FTDX3000は、上位のラインナップに位置します。FT‐2000とは、ニーズは異なるかもしれませんね。画面付きを敢えて好まないファンも多いですから。


【FTDX3000の実力】
YAESUスタッフ → まず、7MHzこの付近をみてみましょうか。(ダイヤルを回す)
聞いていただくと分かると思うんですが、単純に信号があるところ、Sメーターが振りますね。
また、信号がないところでは、Sメーターがぴたりと鎮まる。
非常に静かだということが分かると思います。
これは、FTDXシリーズ独特のものですね。

非常に無線機内部のノイズが少なく、単純比較での選択度が高い。
これがまず最大のポイントです。
やはり、信号があれば振る、信号がないところでは静か。
ということで、アンテナから入る入力によって一般的には異なりますが、特に信号が乱立してる状況化では、FTDX3000には特殊な感覚があります。
これは、皆さんが、実機を触っていただければ、これまでご使用頂いているリグとの違いにすぐに分かって頂けるところだと思います。

例えば、モービル・フィールドサイズのクラスで、移動運用等でフルサイズのアンテナを用意したとします。
ダイヤルを回しても、ノイズだらけで、弱い信号が、強い信号に邪魔されて受信しにくい・・そういう体験があると思うんです。
このFTDX3000、このサイズであれば、フィールドへ持ち出しも可能ですよね。
この無線機を持って行けば、今までの無線機と比較しても違った感覚で弱い信号が聞きやすくなる。そういう意味でワクワクさせる無線機ですね。


【受信機構成について】
YAESUスタッフ → 本機は、受信周波数構成が、FTDX5000と同じダウンコンバージョンシステムを採用しています。
第一IF段を9MHzに設定しました。
そして、300Hz、600Hz、3kHzのクリスタルルーフィングフィルタを搭載して、脅威的な多信号特性を実現しています。
IFの構成は、入り口は少し大きめで入れて、次段で、最適化する、そういう使い方ですね。

これは、他社なども同じダウンコンバージョンシステムがありますが、ダウンコンバージョンは、フィルターの性能だけではありません。
RF回路、ミキサー、ローカル、これらの総合的な追い込み方の違いに設計思想の違いが出ています。
ダウンコンバージョンの流れは、俗に「ローフレ」とも言いますが、他社を含め今後世界的には、すぐにHF機の主流になってくるでしょうね。


【FTDX5000、3000が1st IFが9MHzである理由】
YAESUスタッフ → CWユーザーさんの場合には、最近、超近接の多信号特性を重視されますね。
昔は、もっと幅が広かったんですが、最近は、スプリット運用時、5KHz、2KHz、1KHzでどうか……ということが問題視されるようになっています。
そういった要求に応えられるという意味では、当社では、3000、5000のクラスですね。
CWをされる方であれば、FTDX3000に、オプションの300Hzフィルターを入れて、使用していただくのがよいと思います。

SSB受信時においても、フィルターのシェープファクターが(急峻)であることが変わる訳ではありませんので、同じ3kのフィルターを使用しても、60~70MHz のルーフィングフィルターと比較した場合、その効果は歴然としています。
特にバンド内の接近した近接局においての抑止効果は、一度体験すると病みつきになります。


【新機能 CWデコードとRTTY、PSK-31】
YAESUスタッフ → 今回、初めてCWデコード機能をつけました。
これは、従来ですと外付けで、外部に市販の付加装置を付ける事により出来たんですが、やはり、出来れば、本体だけで完結しているのがいいですよね。
ちなみに、欧文のみの対応です。

また、デコードに関しては完全な自動ではなく、ある程度、速度の調整が必要です。
これは、どうしても、交信には相手があることですし、両者のスピードが同じであればいいんですが、違うスピードの場合には、なかなかデコードが難しいんです。
フェージングレベルや感度の変化もありますので、やはりその辺りはある程度、調整していただく必要があるんです。
と言いましても、これとこれを廻すだけなので、簡単です。(あっという間に、文字が流れる)

CWはやりたいんだけど、やっていないという方多いんですよ。
試験合格しても実際とはまたちょっと違いますし、また、少しCWをのぞいてみたいなという方も多いと思うんです。
しかし、どうも敷居が高い。

本機のデコード機能と、あとは、付属品のキーパッドをあわせてご使用いただければ、これで、ラバースタンプQSOは完成してしまいます。
さらに、CWオートゼロイン機能、その他、CW関連機能は充実しています。
これらの機能があれば、実践的な受信の練習にもなりますし、これで、CWの敷居はぐっと低くなったと思います。

RTTY/PSK-31については最近の傾向から、使用頻度は上がってきていると思います。
今回はデコード(受信)だけでなく、エンコード(送信)の機能も付いています。
コンテスト等の使用でもラバースタンプQSOが増えており、簡易的にご使用頂くには、付属の「FH-2」キーパッドで、5ch仕様で1chあたり50文字まで入力が可能となっています。
ちょっと見てみたい、ちょっとだけ運用したい等に最適な機能です。


小島 → 確かにそうですね。


【パソコン接続では、非常に重宝】
YAESUスタッフ → 最近のアマチュア無線は、パソコンなしでは考えられなくなってきました。
本機は、なんとパソコンUSBケーブル1本で接続が可能になりました。
従来、送信・オーディオ入出力で3本必要。ある程度、自作していただく箇所もあって、挫折されてしまう方も多かったと思います。
今回はノートパソコンとも簡単に接続可能。しかも、別途COMもありますので、ログ系のソフトも同時使用が可能です。


【DSP機能】
YAESUスタッフ → DSP機能は基本的にFTDX5000のものを使っています。
各種混信除去機能は、抜群に充実しています。(実際に使用して、それぞれの機能を説明)

IF SHIFTや、IF WIDTH機能、CONTOUR機能、DSPによるノイズリダクション機能、ビートをカットするIF NOTCHがあります。
さらにうれしい機能として、AFスコープが搭載され、混信除去の様子が一目でわかります。
(フィルターの帯域幅や、リアルタイムでのカットの様子)

ノッチのくぼみから、狭帯域のビートのようで、そうでないノイズなど、いわば、どう切っていいか目で見てはっきり分かることと、
混信が回避できた様子が確認できるため、見た目に非常にスッキリします。
また、FFTスペクトラムとウオーターフォールも簡単に切り替えが可能なため、RTTY、PSK、CW信号の同期などが楽々行えます。

また、送信時には、マイクからの音声周波数のスペクトラムが一目で監視できるのも、必見です。
無線機のパラメトリックイコライザーで調整した内容も、目で見ると納得して頂けると思います。
(解説をしながら、本機を操るYAESUさん。各種ノイズに埋もれていた信号が、各混信機能を併用することで、見る見る浮き上がってくる様子は、見事。)


【スペクトラムスコープについて】
YAESUスタッフ → 本機は、スペクトラムスコープで帯域内の状況を見ながら、チューニングを行うことが出来ます。
最小20kHzから最大幅1MHzまで。しかも、使い勝手にとことんこだわっています。
スコープ内には、TXマーカ、RXマーカが表示され、センターモード表示・画面左側を固定モード表示が選択可能。

従来、スペクトラムスコープは、バンドによって用途が違うはずなんです。
ハイバンドとローバンドでは使い方も違います。
傾向的には、ローバンド狭帯域スパン、ハイバンドは、広帯域スパンで混信の多いCW運用時や、空いている時のFM局等、又コンデションの把握などで使う局面も多いはずだと思います。
今回、これらスパンの幅をバンドごとに任意で設定できるのもポイントです。
スコープメモリには、同時に時刻も記録されますから、時間や季節によるバンドのアクティビティの変化も比較出来てしまいます。


【メイン周波数表示】
YAESUスタッフ → 今回は、ちょっとこだわっています。
垂直配光LCDというもので、見ていただくと分かると思うんですが、どの角度から見ても見やすく、色がはっきりとしているのが特徴です。
隣の展示機と比べましても、ピントがあっているイメージで、はっきりと見えます。
眼に飛び込んでくる表示になっています。
(確かに確かに。隣の展示機と比べても、明らかに、色が違っています。 カラー写真のようにくっきりと文字が浮き出ています。)



【3系統 アンテナ接線】
YAESUスタッフ → アンテナ端子は、3つの送受信用端子を用意しました。
アンテナ端子の情報は、バンドごとに自動的に記憶されますので、バンドを変更するだけで最適なアンテナが接続されます。
ANT3は受信専用に設定することが出来ます。


【最後に】
YAESUスタッフ → よく聞いていただくとわかりますが、この筐体でこの音質は、びっくりしませんか?FTDX3000Dは内部スピーカーでも音質のこだわりを持っています。


小島 → 確かにいい音ですね!


【会場でのYAESUスタッフとのメルマガの話・CQオームの話】
YAESUスタッフ → メルマガ、以前から、個人的に読んでますよ。(ありがとうございます)
いろいろな内容が載っていて、本当にすごいなと。
例えば、351MHz簡易デジタルアンテナの交信距離レポートなんかは面白かったですね。やられた……みたいな(笑)

それから、辛口のスパッと斬る批評もいいですね。
あくまでも、個人の立場で言いますと(苦笑)

そうそう、以前に参加した某所の集まり(当店からかなり遠い場所です)で、参加者の方が、CQオームさんの缶バッジ・帽子持っていて…(笑)
あれ? あのロゴは……(笑)それで、お客さん同士も「あなたも持っているの?」みたいな感じで盛り上っていましたね。
(まだまだ話が続きますが、YAESUさん、時間が無くなってきたので……ここらで、終了。)


小島 → 本日はありがとうございました。非常に楽しかったです!


YAESUスタッフの方は、非常に温厚な方で、言葉が優しい方が多いです。
しかし、少し話すと判ったのですが、とにかく無線機に関する情熱が溢れ出ています!
話を聞いていると、だんだん、感化されますね(笑)

本文には出てこないですが、スタッフの方は「お客様視点を忘れたら終わりですね」と何度も話していました。
しかも、話が面白い! あっという間の数時間でした。

解説が始まってからちょっと後悔。しまった~。解説を録画しておけばよかった~。あとから、YOUTUBEで流せるのに……。(笑)
また、いろいろとお話できたらいいな。

本日は、お忙しい中、時間を割いていただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m

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