351MHzデジタル無線ネットワークの作り方! IC-DPR1ご紹介!

図に出てくる商品のリンク
IC-DPR5、IC-DPR1、350MVH、DSP500、同軸ケーブル、MR2A、AZ350、SMAP-MJ50cm
先週は、351MHzデジタル無線ネットワークの作り方! その1 とい
うことで、車載用セット、自宅用セットをご案内しました。
http://cqtopix.blog81.fc2.com/blog-entry-524.html
今週はその2 ということで、IC-DPR1をご案内してゆきます。
さて、IC-DPR1は、同じ351MHzを使用していますが、タイプは、『モ
ービル機』 ハンディ機があるんだから、モービル機はいらないんじ
ゃないの? と思われる方があるかもしれません。
実際、アマチュア無線機と違って、出力に違いはありません。
しかし、やっぱり違うんです。
アマチュア無線機を使ったことがある方はご存じだと思いますが、同
じ5Wでも、ハンディ機とモービル機の5Wは意味が違います。
ハンディ機タイプで、5W出力をしますと、すぐに本体が熱を持ち、本
体を保護するため、保護回路が働きます。そして、自動的に、出力は
じょじょに低下してゆくんです。
モービル機タイプは、本体に放熱版やファンを持ち、温度に対して、
ハンディ機よりもずっと耐性があります。基本的に、5Wと言えば、5W
を長時間連続して送信することが出来ます。
そうですね、スピードでいうと、ハンディ機の出力表記は、瞬間最高
速度のようなもの、そして、モービル機の出力表記は、巡航速度のよ
うなものなんです。
ですから、「おや? 同じパワーなのに、ハンディ機だと、交信距離
が短くなるぞ……」なんていう時には、このパワーの話を思い出して
みて下さい。
しかし、モービル機タイプはよいことばかりではありません。
車載時には、問題ありません。
ハンディ機よりも交信距離が伸び、ずっと使いやすいですから、
是非、ハンディ型よりも、モービル機型をお勧めいたします。
問題は、ご自宅での使用ですね。
モービル機タイプは、12Vで動作しますから、AC100V→DC12Vに変圧す
る安定化電源が必ず必要になります。
IC-DPR1であれば、5Aクラスで十分ですから、
DM-305MV、もしくは、少しお値段が高くなりますが、DSP500がお勧め
です。
http://www.cqcqde.com/shop/30_2058.html
http://www.cqcqde.com/shop/30_244.html
停電時には、使えませんので、ハンディ型機器と付け替えられるよう
な用意をしておく必要がありますので、ご注意下さい。
いかがでしたでしょうか? ハンディタイプ、モービルタイプ、それ
ぞれに長所短所がありますから、用途に応じて、検討いただけるとよ
いかと思います。
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