FTM-350/H詳細データ!
スタンダードの最新APRSモービル機、詳細データアップしました!
144/430MHz、2波同時受信モデル
◆Lバンド、Rバンド自由な組み合わせで同時受信、フルデュプレクス動作が可能。
◆フロントパネル、本体完全分離のフレキシブルセッティングモービル
◆フロントパネルにマイク、PTT、2ピーカー実装、Bluetooth(オプション)の実装により、ハンズフリー運用が可能。
◆フロントパネルにオプションのGPSアンテナを実装すると、位置情報の確認及びAPRS機能により、自局位置情報の送信、相手局との方向、距離等を通信しながら表示が可能。
◆メモリーした地点に近づくとアラームでお知らせ
◆目的の信号を早く見つける高速バンドスコープ機能
◆APRS機能を利用したメッセージの送受信
◆オプションのボイスガイドユニットによる音声読み上げなど。
かつてないFMデュアルバンドモービル機
大画面フロントパネルにツインスピーカー搭載、APRS対応
144/430MHz帯モービルトランシーバー「FTM-350/H」
今夏のアマチュア無線フェスティバル2009で発表された「FTM-350/H」は、アマチュア無線業界に大きな衝撃をもたらしました。ハンディ機でAPRS(Auto Packet Reporting System)対応モデルを発売し、GPSデータ通信の楽しみ方を提案してきたスタンダードが、満を持してAPRS対応のモービル機を出品して話題になりました。
一際目を引く大きな液晶ディスプレイは、8色のバックライト、フルドットによる多彩な表示が可能で、今までのアマチュア無線にはないユニークなデザ インです。フロントパネルには2つのスピーカーを搭載し、従来必要であった車内スピーカー配線の労力をなくすことを可能にしました。その2つのスピーカー では、左右のバンドが完全セパレートに動作し、同時受信した音声を、それぞれダイナミックに再生します。
オプションで2種類のGPSアンテナを用意しねフロントパネルの背面に装着するだけで、簡単にGPSデータを取得、APRS通信を始めることが可能 になりました。他にもモニターユニット、ボイスガイドユニット、ブルートゥースヘッドセットなど機能的で楽しみを広げるオプションを多数用意しています。
新しいアマチュア無線の楽しみ方であるAPRSと、使いやすさを考えた多くの機能やオプション。そのひとつひとつが、ユーザーからいただいた意見を反映させ、また斬新なアイデアを取り入れて完成させたモデルです。
FTM-350の特長
■パネル部W157mm×H66mm×D33.5mm、本体部W140mm×46mm×D150mm(突起物含まず)の二つに分かれた完全セパレート型モービル機。大型フルドットマトリクスLCDを採用し、各種情報を瞬時に確認することが可能。
■144/430MHz帯共に出力は、FTM-350H→50W、FTM-350→20W。左右のバンドを自由に組み合わせて、同時受信、フルデュプレックス動作が可能。
■APRS 通信用のAX.25モデムを内蔵しているので、オプションのGPSアンテナ(FGPS-1またはFGPS-2と接続したCT-136)を実装するだけで、 自局の位置情報の送信や相手局との方向や距離などを表示することが可能。APRS天気情報局からのデータを受信できるほか、最大67文字のメッセージ送受 信に対応。
■広帯域の0.5~999.9900MHzまでのワイドバンド受信(一部周波数を除く)。中波ラジオ、鉄道無線、航空無線(AM/FM)国際VHFなど幅広いジャンルの無線、放送が受信可能。JR鉄道無線の空線信号をキャンセルする空線スケルチ機能も搭載。
■フロントパネルに2つのスピーカーを実装。2つのスピーカーはそれぞれ左右のバンドを同時に再生可能。
■オプションのボイスガイドユニット(FVS-2)による周波数、APRSメッセージなどの音声読み上げ、及び、受信信号の録音機能。
■最大2つの受信機(オプションFPR-1)で、300m離れた場所でFTM-350/Hからの呼出を聞くことが出来るモニター機能。
【機能詳細】
■大型フルドットディスプレイ採用のセパレート型モービル機
限られた車内スペースで も自由に設置できるセパレート式の大型パネル。フルドットマトリクスのLCDは、左右のバンド表示やモノバンドの表示、各種アイコンやバンドスコープな ど、多彩な機能をグラフィカルに表示します。左右と下部にレイアウトしたボタンの機能を画面ごとに割り振るので、操作性も良好です。フロントパネルをダッ シュボードに固定するには、付属のスタンドとセパレートケーブル(3m)をご使用下さい。
■V/U共に50W、同時受信、フルデュプレックスのハイスペックモービル機
送信出 力は、144/430MHz帯ともに50W(FTM-350は共に20W)。オールダイキャストのボディは冷却ファンが不要で、放熱効率がよく、ゆとりの ハイパワー運用が可能(FTM-350)左右のバンドを自由に組み合わせることができる2波同時受信、フルデュプレックス機能などを搭載した高付加価値 モービル機です。
■自局の位置表示をする高精度GPS機能と1200/9600bpsAX.25モデムによるAPRS対応
GPSアンテナユニットFGPS-1(オプション)を実装することで、各種GPS情報を機能的に表示。
自分のクルマの位置、走行方角の表示/コンパス表示/走行スピード表示/簡易NAVI機能による目的地までの距離及び方向表示などの機能を備えています。
今、ハムの間で熱い注目を浴びているAPRS通信に対応。AX.25モデムを内蔵しているので、GPSアンテナを実装するだけで、すぐにAPRS通信を始めることが可能になりました。
【FTM-350/HのGPS/APRS各種機能】
・自車の位置、走行方角などのコンパス表示、走行スピード表示、簡易NAVI機能による目的地までの距離及び方向表示機能
・APRS天気情報局から気象情報などの表示や最大67文字のメッセージ送受信。
・他局(APRSのビーコン局)の方向、距離表示。
・メモリした地点に近づくとチャイムでお知らせするポイントメモリ
・移動速度と進行方向に応じてAPRSのビーコン送信間隔を自動調整し、地図上になめらかな軌跡を表示するSmartBeaconing機能
・ビーコンなどのパケットを中継するデジピーターのルート設定(OFF設定を含め、9系統から選択可能)機能
・デジピーターのルート表示(どのデジピーターを経由して通信しているか表示する)機能
■広帯域0.5~999.9900MHzの広帯域受信(一部周波数を除く)
中波ラジ オ、鉄道無線、航空無線(AM/FM)、国際VHF、防災行政無線など幅広いジャンルの無線、放送が受信可能。JR鉄道無線や各私鉄鉄道無線の空線信号を キャンセルする可変空線スケルチ機能も搭載。左側のバンドは0.5MHz~1.7MHz(AMラジオ)/76MHz~108MHz(FMラジオ) /108MHz~250MHz/300MHz~999.9900MHz、右側のバンドは108MHz~250MHz /300MHz~999.9900MHzまで受信出来ます。スタンダード独自のAF DUAL機能により、LINE-INの入力やAM/FMラジオを受信しながら特定無線バンドの待ち受けをし、入感と同時に無線バンドに切り替えて受信出来 ます。
■フロントパネルの背面に2つのスピーカーを搭載
フロントパネルに2つのスピーカーを実装しました。
左 右に二つのスピーカーがあるので、左と右のバンドをそれぞれ分けて同時に受診・再生が可能です。また、FMラジオ放送も、二つのスピーカーでステレオ再生 が出来ます。本体から外部スピーカー延長のケーブルを使用して配線・設置していただく必要がなく、車内スペースが有効に使えます。
■周波数などの読み上げ及び受信信号の録音機能(オプション対応)
オプションのボイ スガイドユニットFVS-2を搭載することにより、周波数を音声で読み上げたり、受信した音声を録音・再生することが出来ます。メインバンドとサブバンド を入れ替えたり、VFOモードとメモリーモードの切り替え、バンドを切り替えたときなどに、設定した周波数やメモリ番号を音声で読み上げます。また、最大 5分間の録音が可能で、録音停止から30秒前までを自動で録音する機能は、メッセージを聞き逃した時などに役立つでしょう。APRSの受信メッセージをア ルファベット単位で読み上げることも可能です。
■送信した電波を約300m離れた場所で聞くことが出来るモニター機能(オプション対応)
FTM- 350本体背面にオプションのチャージャースリーブCAB-1を取り付け、モニターユニットFPR-1の充電とデータのダウンロードを行います。最大約 300m離れた位置まで、親機からの音声をモニターすることが出来ます。キャンプ場などで集合の呼び出しに活用出来ます。CAB-1は二つ同時に取り付け 可能で、同じ情報であれは二つ同時に書き込み可能です。※通信距離は周囲の状況、親機の出力設定によって異なります。また通信バンドUHF帯アマチュアバ ンドのみです。
■Bluetoothによるワイヤレス通信(オプション対応)
オプションのBU-1 を本体に装着し、ヘッドセットBH-1またはBH-2Aと組み合わせれば、理想的なワイヤレス通信が可能。VOX機能を併用すれば、ハンドルから手を離さ ずに、安全に運用を楽しむことも可能です。ヘッドセットは、本体背面にオプションのチャージャースリープCAB-1を取り付け、充電します。
・ディスプレイのバックライトは、8種のカラーから好みに合わせて選択可能。
・バンド内の状態を確認することが出来る高速バンドスコープ。
・時計をはじめ、カウントアップ・カウントダウンなど各種のタイマー機能。
・左右それぞれ500chの通常メモリ+18chのPMS用メモリ、合計036chの大容量メモリ。
・8桁のタグ表示(カタカナ)が可能。
・優先チャンネルが左右1ch。
・16桁×9chのDTMFメモリ
・1200/9600bpsデータ通信用外部データ端子(8ピン・ミニDIN)
・気圧センサーモジュール実装、気圧・高度データと変化をグラフ表示
・コントロールパネルには、スピーカーのほかにPTTボタンとマイクを内蔵しており、ハンドマイクがなくても交信可能。
・外部オーディオ機器を接続するLINE-IN入力端子。
・DTMFマイクが付属しているので、VoIP通信Wires-2も簡単アクセス。
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