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IC-7700詳細データアップ



HFオールバンド+50MHz(SSB・CW・RTTY・PSK・AM・FM)200Wトランシーバー
税込定価723,900 2年間保証

IC-7700

最高水準の受信性能を備えたDX'er待望の実践派高級HFマシン
アンテナの大型化には限界があり、トランシーバーの送信出力には制限があります。このような状況の中で、ライバルよりも、さらに一歩抜き出るために必要なもの。それは受信性能に他なりません。DXの世界は「飛ばす」時代から、「聞く」時代へ。
ここに、新しい時代の到来を告げる高級HFマシンが単どょうします。それが、IC-7700です。
無線通信機器開発でつちかってきたアナログ技術と、最先端のデジタル技術を複合的に融合させることで、受信部のHF帯におけるダイナミックレンジ100dB、IP3=+40dBmという圧倒的なスペックを実現しています。
IC-7700は、この驚異的なスペックを達成するために安易に不可装置に頼るのではなく、デバイスを厳選することからはじめ、メカニカルリレーによるBPF切替、プリセレクター、3つのルーフィングフィルター、シンプルなダブルスーパーヘテロダイン方式を採用するなど、根本からアナログ回路を見直しました。その上でDSP部との絶妙なマッチングを図り、高級HF機の本質とも言える受信性能を飛躍的に向上させています。
目的外信号の電界強度が強くなり、受信機のダイナミックレンジの向上が求められている今、最高水準の受信性能を備えたIC-7700は、世界中で活躍するDX'er待望のHFマシンと言えます。

主な特長
ダイナミックレンジ110dB、IP3=+40dBm(HF帯)を実現。
2つ(送受信用、スペクトラムスコープ用)の32ビット浮動小数点DSPを搭載。
3つ(15kHz、6kHz、3kHz)のルーフィングフィルターを装備。
7インチ(800×480ピクセル)ワイドタイプのカラー液晶ディスプレイを搭載。
全バンドで200Wフルパワー/フルデューティスペックによる運用を実現。


特長の説明
■ダブルスーパーヘテロダイン
ダブル、トリプル、クオッタブルと、IF段が増えると、その分ミキサーやアンプ、フィルター等の回路が必要となり、歪みの発生が多くなります。IC-7700では、高度な技術が必要とされるミキサーの安定動作を実現することにより、受信回路を単純化。トリプル/クオッタブルスーパーヘテロダインを採用したマシンを超える耐歪み性能を実現しています。

■ダイナミックレンジ110dB/第3次インターセプトポイント+40dBm(HF帯)
感度を下げれば、簡単にIP3の値を高めることができます。しかし、アイコムは感度を犠牲にしたIP3値など、意味がないと考えています。IC-7700では、真の最高水準の受信性能を実現するために、メカニカルリレーによるBPF切り替え、プリセレクター、3つのルーフィングフィルター、シンプルなダブルスーパーヘテロダイン方式を採用するなど、徹底したアナログ回路の見直しを行っています。さらにDSP部との絶妙なマッチングを図ることで、最高水準の受信感度と、HF帯におけるダイナミックレンジ110dB、CWよりも条件的には厳しいUSB(2.4kHz)時でもIP3=+40dBmを達成しています。

■第2インターセプトポイントは+110dBm以上を達成
無線機の本質であるアナログ性能の追求により、IP2=110dBm以上を実現。この数値は、放送局等の強力信号による2次歪みの発生が徹底的に押さえ込まれていることを実証しています。
※測定については、通常のSG+DUPでは、+85dBm程度が測定限度であるため、独自の装置を使用して測定を行っています。なお、数値は代表値です。

■特使湯津した受信性能を証明するインバンドIMD
トランシーバーの内部では、受信した複数の信号により、歪み(2次、3次歪み等)やノイズが発生します。これが、インバンドIMD(Inter Modulstion Distortion)とよばれるもの。IC-7700は、入力信号のレベルに関わらず、インバンドIMD特性において他機を圧倒する性能を示しています。これらインバンドIMDの差は、はっきりと体感できるレベル。特にCW運用において、複数の局から同時に呼ばれた時など、これまで内部歪みやノイズにより聞き取れなかった信号が、IC-7700では浮かび上がって聞こえてきます。

■BPF(バンドパスフィルター)&メカニカルリレー
歪みを徹底的に排除するため、大振幅信号の切り替え回路では、可能な限り半導体の使用を廃止しています。さらに、フィルターを構成するコイル、コンデンサも可能な限り大型化を図っています。また、リニアリティに優れたメカニカルリレーと磁気飽和に強い大型のトロイダルコイルやコンデンサを採用することで、バンドパスフィルターの入力側で発生する歪みを徹底的に抑え込んでいます。

■デジセル機能
IC-7700は、+40dBmのIP3を確保していますが、これでも、近隣に強力な信号があるケースでは、歪みが発生する可能性を残しています。このような状況では、デジセル(オートマチックプリセレクター)が威力を発揮します。通過帯域内では、鋭いピーク特性のデジセルと、帯域外減衰量が大きいバンドパスフィルターとをく見合わせることで、2次、3次、さらに高次で発生するIMD成分を除去しています。なお、プリセレクターのセンター周波数は、デジセルツマミにより微調整することが出来ます。

■プリアンプ
IC-7700には、HF帯用、50MHz帯用、それぞれ2種類、計4種類のプリアンプが装備されています。プリアンプの目的は受信感度のアップ、すなわちゲインとNFの追及です。IC-7700では、ノイズレスフィールドバック型プッシュプルアンプ回路を採用。フィードバックトランス設計との相乗効果で、高IP3と低ノイズを両立しています。

■1stミキサー
1stミキサー素子SD5400へのLo信号は、16Vp-pもの電圧を印加しています。このような高レベルのLoを広帯域で発生させる技術は、アイコムが長年培ってきた広帯域パワーアンプ技術の応用によるもの。これににより、+40dBmを超えるIP3を得ることに成功しています。

■3kHzを含む3つのルーフィングフィルター
1stIFアンプの前段に15kHz、6kHz、3kHzのルーフィングフィルターを搭載しています。このフィルターは、IMDを改善するために、インピーダンス特性を重視したアイコム独自スペックを設定し特注したデバイスです。これにより、3kHzのルーフィングフィルター選択時におけるブロッキングダイナミックレンジは約134dBを達成。近接周波数の強力信号からの影響を減衰させています。※14.1MHz受信時、5kHz離調周波数に妨害波を与えた時。

■2ndミキサー部
2ndミキサー部にはイメージリジェクションミキサーを採用し、ミキシングの段階で発生するイメージ成分を除去しています。ルーフィングフィルターと相まって約100dB以上のリジェクション特性を実現しています。技術的に困難とされていた、アナログのイメージリジェクションミキサーの安定動作を実現することにより、単純化した受信回路構成となり、より歪みの少ない受信性能を得ています。

■2つのAGCループ処理
IC-7700では2系統のAGCループ処理を行っています。一つは、BPF帯域外等の強信号による1stIFアンプの飽和を防止するとともに、近接信号に対するダイナミックレンジを向上させています。もう一方のAGCは、最終的に通過帯域幅を決定するデジタルIFフィルターを通過した信号からAGC電圧を検出し、隣接した強力信号によるAGCブロッキングを発生することなく、目的信号にのみAGCを動作させています。AGCの設定は3段階(プリセット)に加え、マニュアル調整が可能なAGCボリュームも装備しています。

■日本製OCXO(基準周波数発振器)を採用
日本製のOCXOを新たに採用しています。基準周波数発信器の対温度における周波数安定度は、±0.05ppmを達成。このスペックは、SSGやスペクトラムアナライザー、周波数カウンタなどの精密測定器に匹敵しています。さらに、外部接続機器用にIC-7700の後面から基準周波数(10MHz)を取り出すことも出来ます。

■高性能7インチワイドTFTカラー液晶を搭載
応答速度、色彩、視認性、すべてに最高を実現するために、IC-7700は高スペックのTFTアクティブマトリクス方式7インチ(800×480ピクセル)ワイドタイプのカラー液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイ上に、運用周波数をはじめ各機能の設定/動作状況、さらにスペクトラムスコープ、Sメーター、RTTY/PSK31のデコードメッセージまで、運用に必要な情報を集中表示することができます。また、従来からのアナログ針メーターをTFT上で再現するために、高分解能のLCDを厳選。高速処理のCPUとソフトウェア技術を駆使して、限りなくアナログ針メーターに近い動きを可能にしています。さらにバーグラフ表示のデジタルマルチメーターのほか、バータイプ、エッジワイズタイプも備えており、運用形態や好みに応じて使い分けることができます。なお、外部ディスプレイにもIC-7700の表示画面を出力することができます。

■パソコンなしでもRTTYとPSK31の運用が可能。
IC-7700にはボドーRTTY、そしてPSK31用のモジュレーターとデモジュレーターを内蔵しています。USBタイプのキーボードを本体に接続するだけで即、ボドーRTTYとPSK31を運用することができます。さらに、あらかじめメッセージメモリーやUSBメモリに記憶させたメッセージにより、キーボードなしでもRTTY&PSK31の運用が可能。そのほか、受信したデータはUSBメモリに保存することも可能です。

■USB端子をフロントに装備
キーボードやUSBメモリを簡単に接続することができるよう、2基のUSB端子をフロント部に配置しています。これにより、RTTYの運用、ファームアップを快適に行うことができるようになりました。

■4つのM型アンテナコネクタ
アンテナセレクターを備えた4つのM型アンテナ端子(ANT1、ANT2、ANT3、ANT4)を装備。それぞれのアンテナ端子は前面のANTスイッチにより瞬時に切り替えることができます。さらに、セットモードにより、運用しているバンド毎に4つのアンテナ端子を振り分けることができます。また、各アンテナに対して「送受信用」「受信用」「オフ」の設定ができる上、一度セッティングしたアンテナ端子の設定情報はメモリすることも可能。快適なマルチバンド運用を実現します。

■トリプルバンドスタッキングレジスター
バンドスイッチで選択したバンドの最終運用状態へ、瞬時に移行できるバンドスタッキングレジスターを各バンドに3ch搭載しています。例えば、この3chをSSB、CW、RTTY(またはFM)で使い分ければ、バンドスイッチを押すだけで、最適な運用周波数とモードに一瞬で移行できます。

■リアルタイムスペクトラムスコープ
スペクトラムスコープ専用のDSPを搭載することで、信号レベルのダイナミックレンジ80dBを達成しています。また、スペクトラムスコープのレスポンスと測定の精度も飛躍的に向上。コレにより、スペクトラムスコープの画面を見ながら、目的信号に正確に同調させることができます。なお、監視方法は、運用私有端数を常にスコープセンターに表示させるセンターモードと、スコープの上端、下端を固定して運用周波数をマーカー表示する方式のFIXモードを備えています。その他にもスペクトラムスコープ専用アッテネーター(OFF/10dB/20dB/30dB)、2種類のマーカー(RX/TX)、MAXHOLDの切り替えなどの機能も搭載。セットモードに入った状態でも常にスコープ画面が表示できるミニスコープ機能も搭載しています。

■デジタルIFフィルター
IC-7700に搭載されているデジタルIFフィルターはDSP処理により帯域外の信号を極限までカットします。それでいて、帯域内の信号は烈火させることなく忠実に再現。混信の隙間に潜む微弱な信号をピックアップ際に、絶大な威力を発揮します。また、多くの局に呼ばれる場合や、ノイズぎりぎりの信号をピックアップする状況など、シチュエーションの違いで「シャープ」「ソフト」を使い分けたり、帯域をコントロールするなど、DSPによるデジタル処理ならではの、きめ細かな操作が可能です。

■マニュアルノッチ&オートノッチ
高度なDSP処理能力を活かし、シャープな特性を実現したマニュアルノッチフィルター。減衰量は70dB以上を誇っています。しかも、減衰特性は3種類用意。運用するモードやバンドに応じて最適な特性を選択することができます。非常に強力なビートもAGCに影響を与えることなく切り落とします。さらに、ビートの妨害波やRTTYによる混信などに、自動追従しキャンセルするオートノッチも装備しています。

■デジタルツインPBT(R)&IFシフト動作
上下から同時に混信を受けた場合に威力を発揮するデジタルツインPBT(R)を装備。上下いずれか片方から混信を受けた場合に有効なIFシフト動作を使い分けることにより、あらゆる場面で効果的に混信を除去し、目的信号だけを捉えることが出来ます。

■ノイズリダクション
IC-7700のノイズリダクションは、驚異の演算能力を誇る32ビット浮動小数点DSPが複雑で高度なアルゴリズムを瞬時に処理することで、遅延をまったく感じさせません。ノイズを強力に減衰させることにより、ノイズに埋もれていた信号を相対的に浮かび上がらせます。抑圧可変レベルはノイズレベルに応じて16段階で調整することが可能です。

■高性能ノイズブランカー
ノイズブランカーはパルス性のノイズに対して、抜群の威力を発揮します。しかもスレッシュホールドレベルの可変だけでなく、ブランク時間のパラメーターやぶらんキング時の減衰量も設定することができます。

■デジタルボイスレコーダー
高音質化を図るため、デバイスを厳選するとともに、回路も新設計。また、フロントパネル部に専用のスイッチを配置し、操作性を高めています。通常運用からコンテストに至るまで、あらゆるシーンで威力を発揮します。

■光デジタル入出力端子を装備
オーディオ出力と変調入力用にS/P DIF規格の光デジタル端子を装備しています。外部機器とデジタル←→デジタルで接続することにより、高音質を維持したまま、従来のアナログ接続よりもフレキシブルな音づくりを楽しむことが出来ます。

■AF帯域コントロール機能を新たに搭載
AFのハイパス/ローパスコントロール機能を搭載。モードごとに最適なAF帯域を設定することができます。

■多様化するSSBデータモードに対応
SSBデータまたはSSBモードで、IFフィルターの帯域設定を500Hz以下にした時、BPF機能が自動的にオンとなり、CWフィルターと同様の切れを実現します。さらに、デジタル通信時の同調を容易にする1/4倍ダイヤル減速機能も装備しています。

■ファームアップで常に最高性能を維持
お持ちのIC-7700を、常に最高の状態で使用していただくために、アイコムでは、最新のファームウェアを提供していきます。バージョンアップは、最新のファームをPCにダウンロードし、USBメモリを介して行います。

■200Wフルパワー/フルデューティスペックによる運用を実現
IC-7700のパワーアンプは、ファイナル部にプロ用通信機でも採用されているMRF150、2個をプッシュプルで使用しています。このデバイスは54MHzまで安定した200W出力を得ることが可能です。さらに、大型ヒートシンクを採用した他、クアッドファン・クーリングシステムによる効率的な空冷に寄り、全てのバンドで余裕の200Wフルパワー/フルデューティスペックによる運用を可能にしました。また、変調はDSPで行うことにより、限りなくピュアな送信S/Nを実現。さらに、PAは48Vで動作させているため、200Wという高出力を得ながらも、非常に優れたIMD特性を誇っています。

■マイクイコライザー&送信帯域設定機能
マイクイコライザーは、高音域と低音域それぞれで11段階、その組み合わせで多彩な周波数特性(合計121種類)の設定が可能です。さらに送信波の帯域設定は、低域で100Hz、200Hz、300Hz、500Hz、高域で2500Hz、2700Hz、2800Hz、2900Hzの設定ができ、自由に組み合わせて3種類をプリセットすることができます。目的に合わせて、送信音を自在にコントロールすることができます。

■高性能メッセージメモリーキーヤー
メッセージメモリーはCW用55文字(4ch)、ボドーRTTY用に70字(8ch)、PSK31用にも70字(8ch)搭載。コンテストやDXペディション局へのコールなど、定型文を送出する場合に便利です。CW用メモリはオートリピート機能、シリアルコンテストナンバー自動カウントアップ機能、コンテストナンバー省略符号化機能などの高機能も標準装備しています。

■その他の機能群
アンテナ系
・HF-50MHz帯までカバーする高速オートアンテナチューナー
・受信専用あンテナや外部アッテネーターなどを接続できるBNCタイプのRX IN/OUT端子

受信系
・30KHz~60MHzゼネラルカバレッジ受信機能
(アマチュアバンド外の一部周波数帯は受信性能保証範囲外)
・アッテネーター(OFF/6/12/18dBの4段階)
・RTTY用ツインピークオーディオフィルター

送信系
・超低歪みRFスピーチコンプレッサー
・TXモニター
・50波のトーンエンコーダー標準装備
・VOX
・オールモードパワーコントロール
・非常通信連絡設定周波数(4630kHz)対応
・将来の7MHz帯拡張に対応

CW系
DSPによるCWキーイング波形整形
・多機能エレクトロニックキーヤー(スピード可変・長短レシオ、極性反転、バグキー機能)
・300~900Hz CW受信ピッチ連続可変可能
・CW受信時のキャリアポイントは、USB画またはLSB側でも設定可能
・ダブルキージャック
・フルブレークイン対応
・スプリット受信用周波数ロック
・CW自動チューニング機能

操作系
・スピーディに各種機能設定や変更が行えるセットモード
・5cHまたは10chのメモパッド
・1アクションでスプリット設定が完了できるクイックスプリット機能
・SSBモードからCWモード(またはその逆)への切り替えた時の周波数シフト機能
・RFゲイン&スケルチを1つのツマミでコントロール
・±9.999kHzまで可変可能なRITとΔTX
・RIT/ΔTXの可変値クリアの時間を選択可能(スイッチの長押しまたはワンプッシュ)
・時計(JSTとUTCの同時表示も可能)と各種タイマー
・1Hzピッチチューニングと1Hz表示
・最大10文字のコメントが可能な合計101chのメモリーチャンネル
・Sメーターレベルもアナウンスできる周波数スピーと機能を標準装備
・プログラムスキャン、メモリースキャン、VSCスキャン、セレクトメモリースキャン、Δfスキャン
・チューニングスピードを自動的にコントロールする、オートTS機能
・ダイヤルロック
・メインダイヤルトルク可変
・バンドエッジ警告ビープ(機能オフも可)
・パソコンによる各種コントロールを可能にするCI-V対応に加え、RS-232Cポートも装備
・BNCタイプのトランスバーターコネクターを装備
・FFTスコープ波形の安部レー人具機能
・スクリーンセーバー機能

付属品
・AC電源ケーブル
・予備ヒューズ
・スピーカープラグ他

サイズ 425W×149H×437D
重量 約22.5Kg

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