販売店向けTS-990発表会行ってきました!
2/14 大阪にて販売店向けTS-990発表会行ってきました!
ケンウッドさんに来るのは初めてです。



スライドと解説スタート!


他にもいろいろと写真撮ったんですけどね、諸般の事情により、ボツになりました……苦笑。
さて、続いて、TS-990開発責任者の方のお話が聞けました!
再現してみました↓
【TRIOのDNA】
開発責任者の方のお話。
まずは、私自身の経歴からお話を致します。
入社当時は、、HF機の開発で、周波数ドリフト対策などを行っていました。当時は、今に比べれば、コンデンサであるとか、VFOであるとか、ずっと職人的な技術が必要な時代でした。
受信機設計は、入社一年目、R600からです。その後、R2000 TS440、790、850などの受信部を担当しました。アンテナからスピーカー、音が出るまでを担当。その後、TS-50辺りから、設計全体のまとめといいますか、全体のセットといいますか、とりまとめを担当することになりました。その後、TS-570、TS-2000、2年前のTS-590を担当し、そして、990の開発責任者になりました。
TS-990は、まだ、型番も決まっていない頃から携わってきました。950クラスの開発を! ということで、ある意味、細々としたスタートとなりました。
その後、ネットでは、ケンウッド、HF部門から撤退か……の噂も聞きました。私が開発をしているのになあ……と思うこともありました。しかし、確かに、毎年、連続で新製品を出せていないという現状もあり、むしろ、ユーザーやファンの皆様から、心配していただいていたんだと思うことにした。
弊社は、アマチュア無線以外もやっているので、設計の仕事は増えたり減ったりしていたが、それでも、継続的に、この設計の仕事は、続いていました。
TS-590のDSPまわりの開発も行いました。これは、開発の手法から見直し、よいものが出来、世に出すことが出来ました。目標は、聞き疲れしないDSPを! でした。そして、市場でそれらが受け入れられたのを見つつ、TS-990が、本格的に開発開始となりました。
当時、私の部署の課長は、歴代HF機を開発してきた方で、様々な設計をしてきた方なんですが、私自身は、様々なことを教えていただき、課長の最後の弟子といえるのではないかと思っております。
そういう意味でも、TS-990は、当時のトリオのDNAを、開発ラインという意味でも、間違いなく受け継ぎ、かつ、新しい現代の風を取り入れた機器に仕上がったと言えると思います。
よく、お客様から、パネルは900時代のもので、中身は最新のものを……という要望を受けることがありますが、私は、やはり、賛成できないんです。デザイン、フロントパネルといえども、過去の真似ではいけないだろうと思うのです。それを超えて、現代の味付けも取り入れながら、それでいて、旧来のケンウッドファンにも納得、受け入れていただける、そういうモデルを作ることが求められていると思っています。
毎年、ハムフェアでは、今年も出ないんだね、今年もダメなのか、そういう声を聞いておりました。非常に申し訳ない思いでいました。
しかし、今年、ついに、フラグシップモデル市場で、一番最後に名乗りをあげることとなりました。
ようやく、フラグシップ市場に参入できたという思いがあります。
本当に、自信作に仕上がっておりますので、是非、ご覧下さい。
続いて、外部アンテナにつなげたTS-990を堪能!
とりあえず、担当の方に、触ってもらいつつ、動画を撮ってきましたので、ご覧下さい。
ウォーターフォールと、タッチパネル動作です。
これはすごいわ!
発売が待ち遠しいですね!
さて、せっかく、久々に来た大阪方面だったので、終了後にちょっとぶらぶら。


そうそう、以前、お土産を忘れたら、スタッフの女性陣に散々叩かれましたので、きっちりと、最新のお土産もゲットしました!

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ケンウッドさんに来るのは初めてです。



スライドと解説スタート!


他にもいろいろと写真撮ったんですけどね、諸般の事情により、ボツになりました……苦笑。
さて、続いて、TS-990開発責任者の方のお話が聞けました!
再現してみました↓
【TRIOのDNA】
開発責任者の方のお話。
まずは、私自身の経歴からお話を致します。
入社当時は、、HF機の開発で、周波数ドリフト対策などを行っていました。当時は、今に比べれば、コンデンサであるとか、VFOであるとか、ずっと職人的な技術が必要な時代でした。
受信機設計は、入社一年目、R600からです。その後、R2000 TS440、790、850などの受信部を担当しました。アンテナからスピーカー、音が出るまでを担当。その後、TS-50辺りから、設計全体のまとめといいますか、全体のセットといいますか、とりまとめを担当することになりました。その後、TS-570、TS-2000、2年前のTS-590を担当し、そして、990の開発責任者になりました。
TS-990は、まだ、型番も決まっていない頃から携わってきました。950クラスの開発を! ということで、ある意味、細々としたスタートとなりました。
その後、ネットでは、ケンウッド、HF部門から撤退か……の噂も聞きました。私が開発をしているのになあ……と思うこともありました。しかし、確かに、毎年、連続で新製品を出せていないという現状もあり、むしろ、ユーザーやファンの皆様から、心配していただいていたんだと思うことにした。
弊社は、アマチュア無線以外もやっているので、設計の仕事は増えたり減ったりしていたが、それでも、継続的に、この設計の仕事は、続いていました。
TS-590のDSPまわりの開発も行いました。これは、開発の手法から見直し、よいものが出来、世に出すことが出来ました。目標は、聞き疲れしないDSPを! でした。そして、市場でそれらが受け入れられたのを見つつ、TS-990が、本格的に開発開始となりました。
当時、私の部署の課長は、歴代HF機を開発してきた方で、様々な設計をしてきた方なんですが、私自身は、様々なことを教えていただき、課長の最後の弟子といえるのではないかと思っております。
そういう意味でも、TS-990は、当時のトリオのDNAを、開発ラインという意味でも、間違いなく受け継ぎ、かつ、新しい現代の風を取り入れた機器に仕上がったと言えると思います。
よく、お客様から、パネルは900時代のもので、中身は最新のものを……という要望を受けることがありますが、私は、やはり、賛成できないんです。デザイン、フロントパネルといえども、過去の真似ではいけないだろうと思うのです。それを超えて、現代の味付けも取り入れながら、それでいて、旧来のケンウッドファンにも納得、受け入れていただける、そういうモデルを作ることが求められていると思っています。
毎年、ハムフェアでは、今年も出ないんだね、今年もダメなのか、そういう声を聞いておりました。非常に申し訳ない思いでいました。
しかし、今年、ついに、フラグシップモデル市場で、一番最後に名乗りをあげることとなりました。
ようやく、フラグシップ市場に参入できたという思いがあります。
本当に、自信作に仕上がっておりますので、是非、ご覧下さい。
続いて、外部アンテナにつなげたTS-990を堪能!
とりあえず、担当の方に、触ってもらいつつ、動画を撮ってきましたので、ご覧下さい。
ウォーターフォールと、タッチパネル動作です。
これはすごいわ!
発売が待ち遠しいですね!
さて、せっかく、久々に来た大阪方面だったので、終了後にちょっとぶらぶら。


そうそう、以前、お土産を忘れたら、スタッフの女性陣に散々叩かれましたので、きっちりと、最新のお土産もゲットしました!

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