VX-8徹底分析! その2 操作性・基本性能編
サイズは前回もご紹介したとおり。
VX-7にさらに機能を詰め込みながらも、基本的には、VX-7よりもコンパクトになっています。
VX-6・7は、角がとれて、中心部が少し膨らんで丸みを帯びた感じですが、VX-8は、全体的に平らな顔になりました。
横に広いので手に持った感じがどうかなあと思っていたんです。
特に、私も手は小さい方なので、持ちやすいのかな……と心配していたんですが、大丈夫でした。
背面もしっかりと平らで、前面にまで指がまわるので、案外、しっくりきます。
重量も、VX-6、VX-7よりもかなり軽く感じますね。
実際には、VX-7よりも20グラム軽いだけなんですが……形状の問題なのかな……と。
これは好印象。


デザインは個人の嗜好なんですが、個人的にはかなり好き。
VX-7よりも、メカメカしい感じになりましたね。
無線機として、正統進化と言う感じ。
VX-7は非常に万人受けするデザインでしたが、どちらかというと、若い方に受けるかな。
VX-8は、OMさんにも人気がありますね。
昔の無線機の雰囲気も残していて好きという声が多いですようです。
全体的な作りは非常にいいです。
かっちりしてます。
バッテリー装着部分もかちっとしっかりはまって、ずれることもなし。
各キー部分のがたつきも極めて少なくて、本当にしっかりしています。
さすがに防水性が高いだけありますね。

さて、キーは、他の方も、レビューに記載されていましたが、かなり硬め。
右側のメインスイッチもかなり硬いなあと思ったんですが、メインダイヤルの硬さにびっくり。
それでも、慣れてくると、これが当たり前……になってくるので不思議な感じ。
ダイヤルは大型で、刻み(凹凸)もしっかりとつけてあります。
厚めのグローブでの操作も大丈夫……という感じですね。
テンキーは、一段低い位置にあり、突起も少なめ。
かなり深く必要がありますが、こちらもカチッという反応がいい感じです。
どうしても、前面の下1/3にテンキーが配置されていますから、全体的に、テンキーは小さめです。もう少し大きいと個人的には太い指でも押しやすいと思うんですが、まあ、これはないものねだりというもの。
基本的な操作は、VX-7等と同じ。
各キーには、オレンジとシルバーで『各機能』の文字が記載されています。
基本的な操作だけであれば、取扱説明書を読まなくても、だいたい出来てしまうと思います。
ただ、基本的に、『超』多機能ですので、本格的に使いこなすためには、取扱説明書と格闘する必要があります。しかも、案外、単語説明が少ないので、本当に、格闘しないと分からない箇所があるのではないかと……。

音質は、ボディの材質によるところも大きいと思いますが、硬めです。
音量も十分にありますし、割れることも少ないので、その点は優秀ですね。
アウトドアなどでの運用にも向いています。
さて、受信感度につきまして。
基本的には、VX-7と大きな差は感じませんでした。
144/430MHzであちこち受信してみましたが、なかなかいい感じです。
さて、ラジオ帯につきまして。
AM/FMラジオともに良好。
当店の環境では、非常にクリアに聞こえます。
これもかなり好印象です。
電子ボリューム・スケルチは、やっぱり、昔からのダイヤル形式がいいなあ……という声もあるようですが、上面は大型ダイヤル一つですから、これはやむを得ないところかなあ。以前は、外・中と二重ツマミ形式も流行りましたが、やはり、強度や操作性とのバランスでしょうか、これは慣れるしかないですね。
はい。全体として、非常によく出来ていますね。
言うことなしの基本性能ですね。
広帯域受信機のかわりにするもよし、ラジオを聞きつつ防災用にもっておいてもよし、バイク運用にもよし、UU/VV(144/144・430/430)同時受信機として一台確保してもよし、いろいろな方にお勧めできる万能モデルといえます。
VX-7を正統に進化させた……という印象ですね。
もう一度、簡単にスペックをおさらい。
サイズは、W60mm×H95mm×23.4mm(突起物含まず)
かなりスリムサイズ。
重量は全部含んで約240g
AM/FM放送などを聴きながら同時に2波のアマチュアバンドを待ち受け受信出来るAFデュアル受信機能。
これ、いい感じです。
さて、来週は、お待ちかね!
GPS機能を大特集!
VX-8と言えば、まずは、GPS使わないと!
ということで、来週まであとしばらくお待ち下さい!今週は、使用感について。
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