IC-RX7徹底分析! その3
アイコム最新広帯域受信機IC-RX7。
※通販ページはこちら。

さあ、今回は「徹底分析」のまとめです。
感度、諸点、総合評価について、まとめてみました。
感度
さて、気になる本体の感度につきまして。
当店で、比較してみたところ、基本性能は、ほぼIC-R5と同等と思われます。
純正アンテナも全く同じものがついていますし、高性能で穴がなくいずれの周波数でも高い受信性能を維持しているIC-R5の性能を基本的に継承と考えてもよいと思います。ボディサイズも大きいですし、IC-R5よりも若干有利かもしれません。
店頭での試験では、簡単な感度比較しか出来ていませんので、あとは、様々な環境で使用されるお客様のレビューをご覧下さい。
正確な評価には、もう少し時間がかかりそうです。
その他の点
そうそう、アイコムさんとしては、今回、初めてだと思われますが、よく使用される周波数のデータがプリインストールとなっています。
また、アイコムHP内に、メモリーデータが公開、ダウンロードも可能です。
CS-RX7(メモリー管理ソフト)があれば、パソコンにダウンロードしたそれらのデータを取り込み・変更が可能です。
これは新しいデータがアイコムHPに公開されれば、手入力することなく、それらの最新データを取り込むことが出来て大変便利。
例えば、関東版、近畿版、エアバンド版、などなど、様々なデータが用意されれば、それらのデータを移し替えて、使用することが出来るなど、新しい可能性が広がりますね。
メモリーデータでは、かなり、エアバンドに力が入っています。
最近のエアバンド人気もしっかりとカバーしていますね。
さらに、もう一点。
最近、人気急上昇中の鉄道無線対応について一言。
鉄道無線では、空線キャンセラーが重要になりますが、本機は、JRのA/Bタイプはもちろん、関東大手私鉄にも対応、さらに、列車近接警報音にも対応。
これら全てに対応しているモデルは、現行でもほとんどないはず。
さらに、『鉄道無線のすべて』によると、IC-RX7の、空線キャンセラーを動作させながらのスキャンスピードは、史上最速で約6ch/秒。
どのくらい速いかと言いますと、現行機種でも平均は1-2ch秒、スキャンが速い速いと言われた高級モデルIC-R20でも約4ch/秒ですから、その速さが分かると思います。
ということで、『鉄道無線のすべて』では、本機を、鉄道無線用としては『最強』と位置づけていますね。
総評
アイコムでは、コストパフォーマンスに優れたIC-R5、高級多機能機としてIC-R20を用意していますが、ちょうどその中間に位置するのがIC-RX7。
2波同時受信やオールモード受信などはありません。
それらの機能が必要であれば、IC-R20、DJ-X2000となりますね。
IC-R5との比較で言いますと、テンキーボード付きで、操作性が向上しているのは非常に魅力。また、いろいろと新しい機能が追加されていて、さすがに最新機種という感じ。
ただ、サイズは、IC-R5よりも一回り大きくなるので、持ち運びメインで、多機能は不要ということであれば、それほど基本性能が変わらないIC-R5がよいと思われます。
DJ-X8との比較はなかなか難しいところ。
薄さをとるか、丸っこい形がよいか。
基本的な受信性能はそれほど差はなし。
操作性では、前面の面積があるIC-RX7が上かも。
ただ、お値段で比較すると、現在、X8のお値打ちさが光るところ! で、迷いどころです。
エアバンド・エーカーズとの関係も良好。
エアバンドはV/U共に非常に感度がよく、エーカーズとの関係で言うと、DJ-X3、DJ-X3Sのデコード率には及ばないものの、IC-R5に続き、三番手につけています。操作性などを考えると、エアバンド専用に購入するのも悪くない選択肢だと思われます。
また、鉄道無線ファンであれば、IC-RX7で確定かな。
以上、CQオームのIC-RX7徹底分析でした!
さあ、いかがでしたでしょうか?
今回、約3週、3回に渡って、RX7について、分析してみました。
参考になりましたでしょうか……。
ご静聴ありがとうございました。
また、さらに、『新!MUSENKI レビュアーズ 倶楽部!』には、IC-RX7ご購入のお客様からのレビューをどんどんと追加してゆきますので、どうぞお楽しみに。
CQオームに戻る
トピックストップに戻る
※通販ページはこちら。

さあ、今回は「徹底分析」のまとめです。
感度、諸点、総合評価について、まとめてみました。
感度
さて、気になる本体の感度につきまして。
当店で、比較してみたところ、基本性能は、ほぼIC-R5と同等と思われます。
純正アンテナも全く同じものがついていますし、高性能で穴がなくいずれの周波数でも高い受信性能を維持しているIC-R5の性能を基本的に継承と考えてもよいと思います。ボディサイズも大きいですし、IC-R5よりも若干有利かもしれません。
店頭での試験では、簡単な感度比較しか出来ていませんので、あとは、様々な環境で使用されるお客様のレビューをご覧下さい。
正確な評価には、もう少し時間がかかりそうです。
その他の点
そうそう、アイコムさんとしては、今回、初めてだと思われますが、よく使用される周波数のデータがプリインストールとなっています。
また、アイコムHP内に、メモリーデータが公開、ダウンロードも可能です。
CS-RX7(メモリー管理ソフト)があれば、パソコンにダウンロードしたそれらのデータを取り込み・変更が可能です。
これは新しいデータがアイコムHPに公開されれば、手入力することなく、それらの最新データを取り込むことが出来て大変便利。
例えば、関東版、近畿版、エアバンド版、などなど、様々なデータが用意されれば、それらのデータを移し替えて、使用することが出来るなど、新しい可能性が広がりますね。
メモリーデータでは、かなり、エアバンドに力が入っています。
最近のエアバンド人気もしっかりとカバーしていますね。
さらに、もう一点。
最近、人気急上昇中の鉄道無線対応について一言。
鉄道無線では、空線キャンセラーが重要になりますが、本機は、JRのA/Bタイプはもちろん、関東大手私鉄にも対応、さらに、列車近接警報音にも対応。
これら全てに対応しているモデルは、現行でもほとんどないはず。
さらに、『鉄道無線のすべて』によると、IC-RX7の、空線キャンセラーを動作させながらのスキャンスピードは、史上最速で約6ch/秒。
どのくらい速いかと言いますと、現行機種でも平均は1-2ch秒、スキャンが速い速いと言われた高級モデルIC-R20でも約4ch/秒ですから、その速さが分かると思います。
ということで、『鉄道無線のすべて』では、本機を、鉄道無線用としては『最強』と位置づけていますね。
総評
アイコムでは、コストパフォーマンスに優れたIC-R5、高級多機能機としてIC-R20を用意していますが、ちょうどその中間に位置するのがIC-RX7。
2波同時受信やオールモード受信などはありません。
それらの機能が必要であれば、IC-R20、DJ-X2000となりますね。
IC-R5との比較で言いますと、テンキーボード付きで、操作性が向上しているのは非常に魅力。また、いろいろと新しい機能が追加されていて、さすがに最新機種という感じ。
ただ、サイズは、IC-R5よりも一回り大きくなるので、持ち運びメインで、多機能は不要ということであれば、それほど基本性能が変わらないIC-R5がよいと思われます。
DJ-X8との比較はなかなか難しいところ。
薄さをとるか、丸っこい形がよいか。
基本的な受信性能はそれほど差はなし。
操作性では、前面の面積があるIC-RX7が上かも。
ただ、お値段で比較すると、現在、X8のお値打ちさが光るところ! で、迷いどころです。
エアバンド・エーカーズとの関係も良好。
エアバンドはV/U共に非常に感度がよく、エーカーズとの関係で言うと、DJ-X3、DJ-X3Sのデコード率には及ばないものの、IC-R5に続き、三番手につけています。操作性などを考えると、エアバンド専用に購入するのも悪くない選択肢だと思われます。
また、鉄道無線ファンであれば、IC-RX7で確定かな。
以上、CQオームのIC-RX7徹底分析でした!
さあ、いかがでしたでしょうか?
今回、約3週、3回に渡って、RX7について、分析してみました。
参考になりましたでしょうか……。
ご静聴ありがとうございました。
また、さらに、『新!MUSENKI レビュアーズ 倶楽部!』には、IC-RX7ご購入のお客様からのレビューをどんどんと追加してゆきますので、どうぞお楽しみに。
CQオームに戻る
トピックストップに戻る
スポンサーサイト